節約・支出

節約・支出:支出を減らす方法について解説!

 FIRE(早期リタイア)を達成するためには、収入を増やし支出を減らし、投資へ回す事が大切です。とは言え、転職や副業はハードルが高いのは事実です。そこで今回は、FIRE初心者でも手を付けやすい、支出を減らす方法について詳しく解説したいと思います。

【結論】無理のない節約でも、13年かかるFIREが11年に短縮できる!

 さて、支出といえど色々あると思いますが、私は必要な支出は削る必要がないと考えています。というのは、たとえFIREを達成するという目標のためと言えど、無理をして今の幸福度を下げるのは本末転倒だと思うからです。つまり、私が考える節約の基本的な考え方は、なんでもかんでも節約するのではなく、節約した場合のメリット(FIREが早まる)と、節約しなかった場合の幸福度を天秤にかけて、前者の方がメリットが大きいと考えた場合に支出を削減するという方法です。よって、以下では無駄な支出を減らすという観点から説明していきたいと思います。

 私が考える、無理なく減らす余地のある支出は以下の通りです。
  1.家賃
  2.自動車
  3.その他(ネット、電気代、月額サービス)
 それでは、各項目について詳しくみていきましょう。

家賃

 家賃は毎月継続して支払っている最も大きな固定費の一つです。そのため、節約すればFIRE達成の期間に大きなインパクトがあります。しかし、衣食住は人間にとって重要なものですから、無理な節約をしてしまうと現在の幸福度が大きく下がってしまいます。そこで、幸福度を下げない範囲で節約するのがベストです。
 そのためには、まず、自分の幸福度を上げる点をピックアップします。例えば、料理が好きな人は広いキッチン付の住居、音楽が趣味の人は楽器演奏可能な住居、動物が好きな人はペット可の住居を選ぶべきだと思います。次に、幸福度を下げる点をピックアップします。例えば、音に敏感で生活音がするとストレスがたまる人は鉄筋コンクリート造や最上階を選び、電車通勤がストレスで仕方ない人は通勤時間が短い場所を選ぶなどです。
 注意点としては、人間、欲を言えばキリがないので、コスト(家賃)に見合った効果(幸福度)が得られるかをよく吟味する事です。その家賃を支払ってでも(FIREを遅らせてでも)、その幸福度を得る価値はあるか、両者を天秤にかけて納得するまで考えてください。また、その幸福度を得る方法は、本当にその方法しかないのかも考えてください。例えば、楽器演奏の頻度が少ない人はカラオケで演奏すれば良いかもしれませんし、動物が好きな人もアニマルカフェで十分幸せかもしれませんし、電車通勤が嫌な方も時間をずらせば解決するかもしれません。この思考のメリットは、家賃だけでなく支出全般に応用する事で、FIRE後の生活にとっても大変重要な、幸せを得るためにどこまで支払ってもよいかという感覚を養う事ができる点です。
 さて、上記の思考により、自分が住居に求める条件が出ると同時に、現在の住居に対して不必要に支払っていた部分が分かると思います。あとは、この条件にて部屋探しをするだけです。うまく行けば、月に1万円以上、FIRE達成までの13年間で150万円以上の支出を抑えられるのではないでしょうか。ぜひ、トライしてみてください。

自動車

 自動車も、大きな支出の一つです。支出は、ガソリン代だけでなく、車検、駐車場、保険などがかかってきますから、平均的な方でも月に3万円以上は支払っていると思います。そのため、一番大きな選択は、もちろん車を手放す事だと思います。まずは、車が本当に必要かどうか、よく考えてみてください。
 どうしても必要な場合、もしくは車を所有する事でコストに見合った幸福度を得られる場合でも、支出を大幅に減らす事は可能です。さて、車にかかるコストは、上述のとおり、ガソリン代、車検代、駐車場代、保険代の4つに大別できると思います。
 ガソリン代と聞くと安いガソリンスタンドを探すのも一手ですが、最も大きく効いてくるのは燃費です。例えば、燃費10km/lの車を手放し、燃費24km/lの車を購入した場合、年7000km走行(ガソリン150円/l)するとすれば、毎年6万円の支出を減らす事が可能です。
 車検については、まずは車検をお願いするお店選びをきちんと行う事です。楽天車検などで近隣のお店の価格を比較し、口コミを確認して実際にお店に足を運び信用できそうであればお願いしましょう。その際に、色々と整備を勧められると思いますが、本当に必要であるかを吟味し、不要な整備は極力外すよう努めてください。車検については、車両によって価格が大きく変わりますから、ガソリン代と同様に車の買い替えを検討してもよいでしょう。
 駐車場代は、基本的にはマンション付帯の駐車場を契約している方が多いと思いますが、念のため近隣の月極駐車場との価格差を調べてみてください。もし、そちらの方が安いようでしたら、契約し直す事を検討しましょう。注意点としては、徒歩5分など少し遠い場所に借りてしまった場合は、そのストレスが大きく感じる方もいらっしゃると思うので、節約額に対してデメリットを許容できるかをよく考えて下さい。初期費用も忘れずに。
 最後に保険料ですが、これも会社により大きく額が変わります。一般的に、銀行などが行っている店舗の場合は当然保険料が高額になりますので、避けるべきです。逆に、ネット型の保険会社はコストを大きく削減できます。ただし、私は安さだけで決めるのには反対です。なぜかと言うと、もし事故が起きた時に保険会社の対応が悪いと、ただでさえ事故が起きて不安なのに、余計なストレスを抱えてしまうからです。最悪の場合、自分に不利な判断(事故の過失が大きくなる)が下される恐れすらあります。私が以調べた時は、多少価格は高い方でしたが、ネット型の中ではソニー損保が対応が良いと有名でした。
 以上が、自動車に関する節約可能な項目になると思います。これらの項目に最もインパクトを与えやすいのは、やはり車両の買い替えだと思います。買い替えについては、現在の保有車の売却価格、新しい車の購入価格を考慮の上、上記4項目について検討し、買い替えた方がメリットが大きいかをシミュレーションしてみてください。私はこの経験がありますが、買い替えによってかかった経費は1年でペイし、翌年からは毎年15万円以上の節約となりました。

その他

 上記の2つは額を大きく削減できる支出になりますが、その他にも節約可能な項目は多数あります。
 例えば、スマホの利用料金は三大キャリア(docomo, au, softbank)は高い傾向にあるため、楽天モバイルに代表される格安simにて運用すれば、毎月3000円以上の節約が可能です。価格.comにて格安simカードを検索すればキャンペーンも含めて、かなりお得なプランを見つける事が可能ですので、ぜひ検索してみて下さい。家でwifiを使っている方は、同様に価格.comでADSLや光回線のプランを検索すると、さらに節約が可能になると思います。
 電気料金も節約する事が可能です。これは、電気をこまめに消しましょうという事ではなくて、電力自由化により電力会社を自由に選べるようになったからです。賃貸の場合、普通は大手の電力会社に決められており、普通はわざわざ電力会社を変更しないと思うので、おそらく皆さんは割高な料金を支払われていると思います。これについても、価格.comにて検索すれば、毎月1000円以上支出を削減する事が可能だと思います。余談ですが、ウォシュレットって意外と電気代が高くて、1年で5000円くらいかかっています( ゚Д゚)
 月額サービスも一度見直してみてはいかがでしょうか。例えば、ジムにあまり通っていないのに毎月1万円とか支払っている方は、ビジターで通う事や(1回2000円など)、市のトレーニングルーム(大体1回数百円以内だと思います)の利用などを検討してみてください。特定の器具しか使っていない方は、家に機材を買う事もおススメです。数カ月でペイすると思いますし、ジムに通う労力と時間も省けますよ。その他、忘れがちなのが知らず知らずに毎月課金されているクレジット決済です。動画サイトや有料月額会員などがありますので、一度クレジットカードの明細を確認し、毎月引き落とされているものがないか確認してください。 

まとめ

 以上、長くなってしまいましたが、おおまかな節約内容について説明しました。では、これだけの節約を行う事で、おおよそどれくらいの支出の削減が可能かをざっと計算してみました。家賃12万円/年、自動車15万円/年、その他12万円/年とすると、計約40万円/年となります。なかなか大きな額です。これをFIREまでの13年間行い、節約額を年7%の利回りで投資すると、13年後には850万円になります。ものすごい額になってきました。そうすると、13年で達成予定であったFIREが、11年にまで短縮可能となります。節約するだけで2年も働く時間を短縮できるとは、節約おそるべしですね。
 繰り返しになりますが、注意点としては、無理のない節約にする事です。無理をしていたら11年はもちませんし、今の幸福度を捨てる事はある意味愚かな行為だと思います。必ず、今のメリットと将来のメリットを天秤にかけて、どちらを選択するかを選んでください。

本日はお疲れ様でした(- -)( _)ペコリ